MicrosoftのWordに搭載されている「エディター」という機能には、「類似性」という項目があります。「類似性」のボタンをクリックすると、「オンライン ソース」つまりインターネット上に公開されている文章との「類似性」を調べて指摘してくれるのです。
「類似性」がないと確認できれば、自分で書いた文章が「パクリ」ではなく、独自性(オリジナリティ)があるものだと言えるかもしれません。
そこで、「類似性」を確認する機能を試してみました。
ぼくが運営しているメガネ情報サイト「GLAFAS(グラファス)」で公開している記事の文章を複数コピー&ペーストして「類似性」を確認してみたところ、「0%のテキストがオンライン ソースと類似しています。」という結果でした。つまり、「類似性」はないということです。国内大手メディアの記事に掲載されている文章をコピー&ペーストして「類似性」を確認してみましたが、結果は同じでした。
続いて、英語で書かれた記事にある文章をコピー&ペーストして「類似性」を確認してみました。すると、「100%のテキストがオンライン ソースと類似しています。」と表示されました。つまり、「類似性」があるということです。
「類似性」が確認されると、「類似性チェッカー」と題したウィンドウが表示され、「類似しているオンライン ソース」が確認できます。「テキスト内の引用文を追加」という項目をクリックすると、該当する文章の末尾に引用元を示すテキストが追加されます。「完全な引用文をコピー」したり、「その他の使用可能なソース」を確認したりすることも可能です。
以上のことから、
MicrosoftのWordに搭載されている「エディター」の「類似性」の確認は、英語では機能するが日本語では機能しない。
と、現時点では判断しました。
Microsoft(Word)の「エディター」における「類似性」について、「どのようなオンラインソースから判断しているのか?」とか「どの言語に対応しているのか?」について軽くググって調べてみましたが、有用な情報は見つかりませんでした。
Microsoftのサポートには、以下の記事が掲載されています。
この記事には、「類似性チェッカー」の概要や使用方法などが書いてありますが、「どのようなオンラインソースから判断しているのか?」とか「どの言語に対応しているのか?」ということは書かれていません。
Microsoftの「類似性チェッカー」が使える・信用できるならば、文章を書く際に使ってみようと思いましたが、少なくとも現時点では日本語に対応していないようですので、使わないことにしました。今後、日本語にも対応することを期待しています。
以上ここまで、さくらヒロシでした!