東京とソウルの生活費はどちらが安いのか?を「Cost of Living」というサイトで比べてみました

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いつも読んでいるニュースブログ「GIGAZINE」で、「都市名を入力するだけで世界中のあらゆる都市における生活費の違いについて詳しく調べられる」というサイト「Cost of Living」を知りました

自分が住んでいる都市の生活費が安いか高いかを世界中の都市と比較できる「Cost of Living」 – GIGAZINE

そこで、韓国・ソウルが好きで、「一度住んでみたいかも」と思っているぼくとしては、「東京とソウルの生活費はどちらが安いのか?」を、「Cost of Living」で比較してみました。

ソウルは東京よりも生活費が18%安い!

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先に結果から言いますと、「ソウル(韓国)は、東京(日本)よりも生活費が18%安い。」という結果でした。

Seoul is 18% cheaper than Tokyo. Updated Jul 2014 – Cost of Living.

その結果を見る前から、「きっとソウルのほうが生活費は安いに違いない。」と思ってはいましたが、「18%」という数字を示されると、リアリティが増しますね。

食費と衣服費はソウルが高い

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Cost of Living」では、生活費の内訳として、「食費」「住居費」「衣服費」「交通費」「身の回り品」「娯楽費」の6つがあり、いろいろな生活費を細かく比較できます。

ソウルと東京との生活費を比べた結果は、以下のようになっていました。

  • 「食費」:東京よりもソウルが11%高い。
  • 「住居費」:東京よりもソウルが30%安い。
  • 「衣服費」:東京よりもソウルが12%高い。
  • 「交通費」:東京よりもソウルが25%安い。
  • 「身の回り品」:東京よりもソウルが8%安い。
  • 「娯楽費」:東京よりもソウルが21%安い。

ソウルの食費が高いのは、生鮮食料品の値段が高いから

Cost of Living」では、さらに内訳を比較することができるので、見てみました。

まずは、東京よりもソウルが11%高いという「食費」から。

「食費」の内訳には、「ビジネス街での食事」「ファーストフード店のビッグマック的なメニュー」「骨なし鶏胸肉500g」「牛乳1L」「玉子Lサイズ12個」「トマト1kg」「チーズ500g」「リンゴ1kg」「ジャガイモ2kg」「スーパーでの国産ビール500ml」「良質のワイン1本」「コカコーラ2L」「2人分のパン1日分」という、合計13項目ありました。

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ぼくなりにザックリまとめますと、

「ビジネス街での食事は、ソウルのほうが安い。」

「生鮮食料品は、ソウルのほうが高い。」

「ソウルのほうがビールは安いけど、ワインは高い。」

「コーラはソウルのほうが安いけど、パンは高い。」

といった感じでしょうか。

特に、生鮮食料品の値段の高さが、ソウルの「食費」を押し上げているようです。

ぼくが韓国・ソウルに行った経験からしても、この結果には納得です。

例えば、ソウルの街中にある食堂的なお店では、日本円で1,000円くらい出せば、「おなかいっぱい&ほろ酔い」になれたりします。

【ソウル】新義州チャッサルスンデで、おいしいピョヘジャングックを食べてきました

また、ソウルを訪れたときには、必ずマート(スーパー)に足を運んでいるのですが、生鮮食料品は日本よりもたいてい高いようで、「ソウルで暮らすと、お金かかるかも…」と、感じていました。スーパーに関しては、日本のほうが安い印象です。

住まいにかかるお金は、総じてソウルが安い

続いては、東京よりもソウルが30%安いという「住居費」の内訳。

「高級住宅街の85平方メートルで家具付き物件の家賃」「85平方メートルのアパート・マンションに2人で暮らした場合の光熱費」「8MBのインターネット回線1ヶ月分」「40インチ液晶テレビ」「有名ブランドの電子レンジ」「洗濯用洗剤」「ハウスクリーニング(1時間)」の7つに分かれています。

(この内訳を見ると、「住居費」というより、「住まいや暮らしにかかるお金」と考えたほうがいいかもしれませんね。)

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まず、ソウルの家賃は、東京よりも30%安いというのが、ポイントかもですね。まあ、「高級住宅街」の家賃なので、「普通の住宅街」ならいくらくらいなのかな?というのも気になりますが。

また、インターネットが47%安い、つまり、ソウルは東京のほぼ半額というのも気になるポイント。

あとは、洗濯用洗剤。ソウルは東京の205%増し、ということは、3倍以上高い!ぼくがソウルのマート(スーパー)で見た記憶では、トイレットペーパーも高いなあと思いました。

それと、液晶テレビや電子レンジといった電化製品は、ソウルのほうが安いということのようです。

衣料費は東京よりもソウルが高いというけれど…

3つめの項目は、東京よりもソウルが12%高い「衣料費」。

「ソウルのほうが、東京よりも高いってのはどうして?ソウルでは、安い服がいっぱい売ってるじゃん!」と思ったのは、ぼくだけではないのでは?

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そこで、内訳を見てみると、「リーバイス501相当のジーンズ」「ZARAやH&M的なチェーン店のサマードレス」「NIKE(ナイキ)やadidas(アディダス)みたいなスポーツシューズ(スニーカー)」「ビジネス用革靴」の4つ。

リーバイス的なものとか、NIKE(ナイキ)、adidas(アディダス)みたいなものは、東京のほうが安いということですね。

いわゆるノーブランドというのでしょうか?そういうものを選んで買えば、東京よりもソウルのほうが、衣料費全体としては安く上がるのではないでしょうか?

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ソウルは地下鉄やバス、タクシーが安い!

4つめの項目は、東京よりもソウルが25%安いという「交通費」。

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「フォルクスワーゲン ゴルフ 2.0 TDIと同等の新車」「ガソリン1L」「公共交通機関の1ヶ月定期」「平日にタクシーを8km利用した料金」の4つが内訳なのですが、ソウルのほうが高いのは、新車とガソリン。

定期券は46%、タクシーに至っては64%も、ソウルのほうが安くなっています。

中でも、タクシーの安さについては、ソウルに旅行したことのあるひとの多くが実感しているのではないでしょうか?

と、書いておいてなんですが、ぼくはタクシーよりも地下鉄が好きです。

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9.ソウルでは地下鉄が安くて便利

衛生用品が高いのは、ドラッグストアがないから?

5つめは、東京よりもソウルが25%安いという「身の回り品」。

その内訳は、「風邪薬6日分」「タンポン32本入り1箱」「ロールオンタイプのデオドラント」「2in1タイプのシャンプー」「トイレットペーパー4個」「歯磨きペースト」「床屋代」となっていますので、「衛生用品」が中心という感じでしょうか?

すでに触れましたが、トイレットペーパーに至っては、ソウルでは東京の199%増し、つまり約3倍高いという結果が出ています(ソウル:424円、東京:142円)。

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韓国・ソウルに行って思うのは、東京など日本の都市と比べて、ドラッグストア的なお店がスゴく少ないこと。

日本では、ドラッグストアがあるおかげで、衛生用品が安く買えるのかな?と思うのですが…。

居酒屋や映画、劇場はソウルが安い!

最後の項目は「娯楽費」。東京に比べて、ソウルは21%安いという結果です。

内訳をダーッと並べてみますと、「居酒屋2人分の料金」「映画のチケット2人分」「劇場のチケット2人分」「イタリアンレストランで食事とワイン、デザートを楽しんだときの2人分料金」「クラブでカクテル1杯」「カプチーノ1杯」「居酒屋的なお店でのビール1杯」「iPod nano 16GB」「1分間の携帯電話通話料」「ビジネス街のスポーツジム1ヶ月分の会費」「マールボロ1箱」。

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居酒屋は、ソウルのほうが24%安いというのは、ぼくとしては行くたびにありがたいなあ!と思ってます。特に、焼酎やマッコリは、1本3,000ウォン~4,000ウォンくらい、つまり300円~400円くらいと安いのがうれしいです。

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11.韓国では焼酎やマッコリがめっちゃ安い!

また、行ったことはないですけど、映画が東京よりも49%安い!ほぼ半額!というのは、ちょっとうらやましいですよね。

あと、ぼく的に注目したのは、カプチーノ1杯が、東京では413円に対して、ソウルでは503円で22%高いということ。

実際に行くまでは、ソウルのほうがコーヒーは安いはず…と思っていたのですが、実際に行ってみると、東京と同じか少し高いという印象を持っています。

でも、ソウルにあるスターバックス的なカフェは、たいていスターバックスと同じか、それ以上においしい!と思ってます。

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10.韓国はコーヒーがおいしい!

東京とソウルの最低賃金を比べてみると…

このように、「Cost of Living」によれば、ソウル(韓国)は、東京(日本)よりも生活費が18%安い。」という結果なわけですが、ソウルに暮らしたとして、東京で暮らしているのと同じ収入を得られなければ、「18%安い」というのを味わえないわけです。

そこで、1つの基準として、ソウルと東京の最低賃金を比べてみました。

韓国の来年の最低賃金、時給5580ウォン | Joongang Ilbo | 中央日報

という記事によりますと、ソウルの最低賃金は、時給5,210ウォン(約521円)で、2015年には時給5,580ウォン(558円)になるのだそうです。

そして、「地域別最低賃金の全国一覧 |厚生労働省」によりますと、東京の最低賃金は、869円。

ということは、執筆時現在の最低賃金は、ソウルよりも東京のほうが67%も高い、東京よりもソウルのほうが40%も安いという計算になります。

Cost of Living」で比較した生活費から単純に考えますと、最低賃金で働いているひとにとっては、ソウルよりも東京のほうが生活費が楽…ということになりそうです。

もちろん、収入の多さによるわけですが、暮らしているひとの実感としては、「ソウルと東京では、どちらが生活費がかかるのか?」を知りたいなあと思います。

★「2014グローバル・ソウルメイト(Global Seoul-Mate)」に参加しています。

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