Windows10に搭載されているCortana(コルタナ)を使って音声でアプリ(ソフト)を開けるか試してみたら、けっこう上手くいきました。
よく使うソフトはスタートメニューに登録してあるので、そこからクリックやタップで開いてもいいわけですが、Cortanaを使って音声でアプリを開けるならちょっと便利なはず!と思ったのです。
Cortanaを使ってアプリ(ソフト)を音声で開くには……
- 「コルタナさん」と呼びかける
- タスクバーの「Cortana」アイコンをクリックして「マイク」のアイコンをクリックする。
- 「Windows」+「C」のショートカットキーを押す。
のいずれかでCortanaを起動して、聞き取りの合図音が鳴ったら、「(ソフト名)を起動して」と話せばOKです。
また、「(ソフト名)を開いて」と話すと、上手く起動してくれる場合と、ブラウザの検索画面が開いてしまう場合もありましたので、「起動して」と話すほうが確実そうです。
上手くいくと、こんな画面が表示されます(例:Excel)。
※Cortanaを音声で操作するには初期設定が必要です。以下のリンクに詳しいことが書いてありました。
- あなただけのアシスタント「Cortana (コルタナ)」を使って、Windows の操作をもっとカンタンに! – Microsoft atLife
- Cortana(コルタナ)の使い方 – Windows 10を音声で操作しよう | できるネット
ということで、Cortanaを使って音声で開くことができたアプリ(ソフト)をまとめてみます。
【Windows】
- 「コントロールパネル」⇨Windows10になって、どこにあるか見つけにくくなったので、たまに必要になったとき便利そう。
- 「カレンダー」
【Microsoft Office】
- 「Excel」
- 「Word」
【ブラウザ】
- 「Google Chrome」
- 「Microsoft Edge」
【SNS】
- 「LINE」※デスクトップ版
- 「KakaoTalk」
- 「Twitter」※Windows10 ストアアプリ
- 「Skype」※Windows10 ストアアプリ
【音楽】
- 「iTunes」
- 「Groove ミュージック」
【その他】
- 「Photoshop」(Adobe Photoshop CC)
- 「Lightroom」(Adobe Lightroom Classic CC)
- 「Amazon Drive」
- 「Caputure One 11」
- 「FileZilla」
しかし、ソフトによっては、Cortanaを使って音声でパッと起動できないものもありました。
例えば、Windows10に標準で入っている「メール」ソフトを起動させようと、
「メールを起動して」
と話しかけたら、Cortanaに
「どのアプリですか?」
と質問されてしまいました。
ぼくのPCには「ATOK メール辞書作成ツール」というソフトもインストールされているのが原因のようです。
つまり、「○○を起動して」とCortanaに話しかけると、「○○」という文字が入っているソフトが全て対象となってしまうようなのです。いわゆる、「部分一致」ですね。
この仕様、便利な場合もあるかとは思いますが、不便に感じる場合もありますね……。
冒頭にも書きましたが、Windows10でソフトを起動させるには、普通にアイコンをクリックすればいいのですが、Cortanaという選択肢が増えるのも悪くないなと思います。
この記事を書くにあたっても、画面のキャプチャーを撮る(取る?)作業をマウスでしながら、「コルタナさん」と話しかけて、「Photoshopを起動して」と音声で指示してみましたが、「地味に便利かも」と感じました。
ということで、これからはCortanaを使って音声でソフトを起動することを試していきたいと思っています。
以上ここまで、さくらヒロシでした!