韓国・ソウルの東大門をひとりでブラブラしていた夜に、晩ごはんを食べるべく「カムジャタン通り」へ向かいました。
「カムジャタン通り」は、東大門駅と東大門靴卸売市場の近くにあるカムジャタンを出す食堂が並んだ通りです。
今回は、前に妻と来たのもここだったはず!というお店「황해집(ファンヘチッ)」に入ってみました。
注文したのは「감자국밥(カムジャクッパ)」。一人前のカムジャタンです。
カムジャタンは韓国料理の中でも人気があるメニューのひとつですが、「おひとりさま」で食べるのは難しかったりします。
以前、このブログで、
という記事を書きました。
このピョヘジャングックという料理は、いわば「ジャガイモの入っていないカムジャタン」。
カムジャタンを食べようと思ったら、このお店に限らず、最低2人前以上のカムジャタンを注文しなければならないようです。
つまり、「一人前」「おひとりさま」ではカムジャタンはなかなか食べられないのです。
そんな状況の中、ひとりでもジャガイモが入ったカムジャタンが食べられるお店は貴重でありがたいです。
ということで、황해집(ファンヘチッ)で食べた감자국밥(カムジャクッパ)の紹介に戻ります。
まずはパンチャン(おかず)。カクテキに白菜キムチ、タマネギと青唐辛子(味噌を付けて食べる)、ニンニクでした。
やっぱり、韓国で食べるキムチは日本で食べるのとは一味違っておいしい!
ごはん屋さんに入ってパンチャンとして出てきたキムチを食べると、「韓国に来た!」ってことをいつも実感します。
そして、いよいよ감자국밥(カムジャクッパ)が運ばれてきました!
鍋はグツグツと煮えていて、骨付き肉に加えてジャガイモもゴロゴロ入ってます。
スープはダシがしっかりと出ていましたが、味付けは薄めに感じたので、テーブルにおいてあるエゴマの粉や塩をかけて、自分好みの味にしていきました。
このエゴマの粉を鍋の中へ入れます。
鍋はグツグツ煮えていて熱いので、小皿に取りながらおいしくいただきました。
뼈해장국(ピョヘジャングック)を食べたときは、「ジャガイモ入ってなくてもいいよね!アリだよね!」と思いましたが、今回감자국밥(カムジャクッパ)を食べて、「ジャガイモ入ってるのも、やっぱいいよね!」と感じました。やさしい味わいで、ビタミンも摂れてヘルシーですし。
しかも、この「おひとりさま」で食べられる「一人前」のカムジャタンこと감자국밥(カムジャクッパ)、6,000ウォンでした。このおいしさで、このボリュームで約600円とはリーズナブルです。
このお店の社長さんは女性で日本語が堪能でした。しかも、中国人だそうです。ということは、中国語、韓国語、日本語のトライリンガルってことでしょうか??
社長さんも、もうひとりいたアジュンマもとてもよくしてくれて、おいしく楽しく気持ちよく晩ごはんをいただきました。ごちそうさまでした!
ということで今回は、ソウル・東大門のカムジャタン通りにある황해집(ファンヘチッ)をご紹介しました。
最後にお店のデータをまとめておきます(引用元は「Daum 지도」です)。
■店名:황해집(ファンヘチッ)
■住所:서울 종로구 창신동 444-3(ソウル特別市鍾路区(チョンノグ)昌信洞(チャンシンドン)444-3)
■道路名住所:서울 종로구 종로46길 17(ソウル特別市鍾路区鍾路46キル17)
■電話:02-764-5607
以上ここまで、さくらヒロシでした!