全国紙の電子版が有料化したことで、情報の本質が伝わらない?

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by NS Newsflash大きな写真を見る

全国紙の電子版が有料化したことにより、ちょっとした問題が起きるかも?と思ってしまった、さくらヒロシ(@hirochingS)です。

低炭水化物ダイエットご用心…発症リスク高まる」という記事(7月8日付)が読売新聞に掲載されたのですが、電子版(YOMIURI ONLINE)では「読売プレミアム」に登録しないと、記事の全文を読むことができません。

たまたまこの記事の全文を「紙版??」の読売新聞で読んだのですが、電子版で途中まで読んだのと、紙版??で全文を読んだのとでは、ちょっと印象が異なるのでは?と思ったのです。

この記事は、「炭水化物を制限する食事を長期間続けると、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとの研究」が発表されたことを伝えています。

電子版の記事では、その研究結果を端的に伝えるだけで終わっているな…と思いました。

しかし、紙版??の記事では、その研究結果についての論評と、日本の専門家の意見が付け加えられています。

言い換えますと、電子版の記事では、「論評」と「日本の専門家の意見」は読むことができないわけです。

「論評」には、その研究結果が得られた理由の推測が、「日本の専門家の意見」としては、低炭水化物ダイエットの長期的な健康への影響はあまり検証されていないので、日本人でも検証することが必要…といったことが書かれています。

この「論評」を読むと、低炭水化物ダイエットのどこに問題があるのか?とか、どこに気をつければいいのか?が読み取れると思います。

ぼくの解釈としては、炭水化物の摂取を減らしたことで足りない栄養素は野菜などほかの食物で補い、タンパク質の摂取を増やした分、コレステロールや飽和脂肪酸に気をつけましょう…ということだと思います。要は、バランスの取れた食事をとってダイエットしましょう!ということでしょうか?

読売新聞をはじめとした全国紙が、電子版を有料化することを否定はしません。

しかし、今回ご紹介した記事を読んでみて、記事の全文でなく、途中までだけを電子版で配信することで、情報の本質が伝わりきらず、中途半端なままネットを通じて広がってしまうこともあるのかも…と思ってしまいました。

最後に、低炭水化物ダイエットについて軽くググってみたところ、こんな記事を見つけました。

中でも、”「低炭水化物ダイエット」をゆるく長く続けるコツ!“というのが、すごく実践的でいいのではないか?と思いました。

「さあ、低炭水化物ダイエットやるぞ!」などと意気込まなくても、この記事に書かれていることを実践すれば、ダイエットに効果がありそうな気がします。

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